ペットの医療費ってこんなにかかる!?ペット保険のお話

猫の医療費については、以前から高いのは知っていましたが
それでも今回、ハルくんの骨折で実際にかかった金額はやっぱり想像以上で…。
今回はそのときの費用の内訳と、ペット保険に入っていたおかげで助かった体験、そしてもう1匹の猫・モモちゃんの保険の話も含めて、リアルなお金事情をお伝えします。
年末、家の中での事故により、ハルくんが後ろ足を骨折してしまいました。
診断は「中足骨4本骨折」。すぐに紹介先の病院で手術と1週間の入院となりました。
かかった費用は以下の通りです:
- 手術・入院費用(7日間):約380,000円
- レントゲン検査(約5回 × 約5,000円):約25,000円
- 診察・処置費用(通院7回分):約19,000円
合計:約424,000円
※細かい費用も含めるともう少しかかっています。
実はハルくんは、生後すぐから8年間ペット保険に加入していました。
毎月約1,500円を支払い続けてきましたが、これまで一度も使うことはありませんでした。
しかし今回、手術や入院など高額な医療費が発生したことで、自己負担3割で済む保険のありがたさを痛感しました。
約42万円の出費があったものの、実際に支払ったのはそのうちの3割程度。
もちろん保険がなくても治療はするつもりでしたが、保険に入っていたことで「お金のことを気にせず動けた安心感」は本当に大きかったです
実は、以前飼っていた猫が乳がんで2回の手術を受けたとき、保険には入っていませんでした。
そのときもかかった費用は2回の手術費用だけで合計約80万円。すべて自費で支払いました。
当時、「保険に入っていれば…」と本当に後悔しました。
だからこそ、ハルくんを迎えたときにはすぐに保険に加入。
ハルくんの兄妹であるモモちゃんは現在糖尿病で継続的に治療中です。
以前は「7割負担の保険」に加入していたのですが、免責額が14,000円だったため、
月1万円の医療費では一度も保険が使えませんでした。
その後、ハルくんと同じ「免責なしの保険」に切り替えましたが、
すでに糖尿病を発症していたため、その病気には保険が適用されません。
保険は「入っていれば安心」と思いがちですが、加入タイミングや内容をよく確認することが大切だと感じています。
ハルくんの骨折で保険金を請求してから、振込まれるまでにかかった期間は約2週間でした。
迅速とは言えませんが、ちゃんと申請すればきちんと支払われる安心感はありました。
最初に2匹が入っていた保険は、14,000円の免責額があるタイプで、掛け金が安かったことが理由でした。
でも実際には、モモちゃんが糖尿病になったとき、通院では14000円を超えることが少なく、ほとんど保険が使えませんでした。
さらに、もし20000円かかったとしても、14000円を引いた残りの6000円の7割しか保険金は支払われません。
つまり、たった4200円の給付しか受けられないことも。
モモちゃんの糖尿病に関しては、今後は実費での治療を覚悟しています。
でもその経験があったからこそ、ハルくんは免責なしの保険に入り直しました。
そして後から家族になった3匹目の「むぅたん」は、0歳のうちから少し高くても内容がしっかりした保険に加入させています。
最初は安さで選びがちなペット保険ですが、いざというとき本当に使えるかどうかが何より大事だと、実感しています。
ペットの保険って、たしかに毎月の負担は小さくないと思います。
日々の出費をちょっとずつ切り詰めたりしながら捻出しています。
でも、何かあったときに「迷わず治療を受けさせてあげられる」ことは、何にも代えがたい安心です。
もしこの記事が、誰かの参考になれば嬉しいです。