大人になって思い出す卒業ソング

こんにちは、こもりんです。
卒業式のシーズンは少し前ですが、春の空気を感じるこの季節になるとふと思い出す卒業ソングがいくつかあります。
定番といえば、ユーミンの「卒業写真」。 私も中学2年生のとき、卒業生を送る会でこの曲を友達と一緒に歌いました。
リハーサルでは笑って歌っていたのに、本番では泣いている後輩たちを見て、 私も涙が止まらず、泣きながらの演奏になったのを今でもはっきり覚えています。
そんな思い出の詰まった「卒業写真」ですが、 実は私が“卒業の歌”としていちばん好きなのは、別の2曲なんです。
ひとつめは、同じくユーミンの「最後の春休み」。
この曲の冒頭の歌詞が、私の心にずっと残っています。
春休みのロッカー室に忘れたものを取りにいった
ひっそりとした長い廊下を歩いていたら泣きたくなった
この歌詞を聴くと、誰もいない静かな校舎の中の、 あの“長い廊下”の風景がありありと浮かびます。 皆さんも目を閉じたら思い浮かびませんか?
静まり返った廊下。 少し前までは、片思いの彼が友達とはしゃいでいる姿がそこにありました。 そして…教室のドアの横で、そんな姿をばれないようにそっと見つめていた私。
最後の春休みの今はそんな風景が懐かしく、その場でうずくまって泣いてしまいたくなる—— そんな気持ちがこの歌詞に詰まってます。
そんな風景を思い出すと、胸がキュッとなります。 もう50年近く前になるのに、不思議。
もう1曲は、尾崎亜美さんの「For You」。
この曲は、確か当時の丸井のCMソングで流れていた記憶があります。 丸井が全盛期だった時代ですね(笑)
特に印象的なのが、このサビのフレーズ:
突然ですが大好きです
心の鍵で開けてほしい
実際には告白する勇気なんてなかった私ですが、 この曲を聴くとまるで自分がキラキラした青春のヒロインだったような気がするんです。
歌の中の私は、最後の春休みの前に勇気を出して、 声をかけたこともない彼に思い切って気持ちを伝える。
そんな妄想を何度も繰り返していました。
高校3年生のとき、クラスに好きな男の子がいました。ツッパリが大多数を占めていたクラスの中で一人サラサラとした茶色い髪をなびかせていたサーファーの彼。
でも私はこの歌のような勇気もなく、結局そのまま卒業。 何も伝えないまま、彼とも離れてしまいました。
その後、彼は留学先のアメリカで、自分で運転していた車の事故で亡くなりました。
あのとき、もし私に少しでも勇気があったら—— 春が近づくたびに、今でも彼のことを思い出すことがあります。ずーっと忘れる事のない彼です。
歌の中の私は、いつもまっすぐに気持ちを伝えていて、 現実ではできなかった分、今もその妄想の中でキラキラしているのかもしれません。
そしてこの曲で尾崎亜美さんの大ファンになった私は、 当時、県民ホールにコンサートを観に行ったりして、楽しい思い出もたくさん作りました。
尾崎さんはおしゃべりも楽しくて、ピアノ一台だけのようなコンサートでしたが時間にしたら3時間ほど。あれからいろんな人のコンサートに行ってますが私の中では一番印象に残っています。
卒業ソングの定番、やはり思い出すのが海援隊の「贈る言葉」。
この曲自体に特別な思い出があるわけではないのですが、 当時夢中になって見ていたドラマ「3年B組金八先生」の主題歌として、毎週のように耳にしていました。
そこに出演していた“たのきんトリオ”。私ももれなくファンに(笑)
近藤真彦さんの下敷きをもっていました♪
テレビから流れるこの曲とともに、あの時代の空気や制服姿の仲間たちを思い出します。
あ!余談ですが高校の時に私の学校の近くで「ハイティーン・ブギ」の撮影があって本物のマッチにキャーキャー言ったのは良い思い出です。
卒業式の時期は過ぎてしまったけれど、 春の匂いや風を感じると、こんな風にふと音楽とともに思い出がよみがえります。
大人になってからの春も素敵だけど、 10代のあの頃の春って、やっぱり特別だったなぁと思います。
皆さんの“春の思い出ソング”は何ですか? コメントなどで教えていただけたら嬉しいです。