飼い猫が骨折!手術から回復までのお話 Part4

ハルくんの骨折記録はこちらから



ケージ卒業、でも続く制限
1か月半が過ぎた頃、病院でのレントゲン検査の結果、 骨の大部分が修復されており、ケージから出てもよいとの許可が出ました。
嬉しいはずのケージ卒業でしたが、ここからがまたひと苦労。ハルくんは私の姿が見えなくなると「ニャーニャー」と泣き叫び、 私は一日中ハルくんのそばで過ごす日々になりました。
もともと甘えん坊な性格でしたが、 ケージ生活を経てさらに甘えん坊に拍車がかかったようです。
ただし、他の猫たちとの接触は引き続き禁止。 万が一走り回って骨に負担がかかれば、 せっかく進んだ修復が崩れてしまう可能性があるとのことでした。
治療中のハルくん
完治までにかかった期間と手術の経過
最終的に、骨折が完全に治るまでには約2ヶ月かかりました。 若い猫ならもっと早く治るそうですが、 9歳のハルくんは時間が必要だったようです。
気になるのは、今も体内に残る“ピンの存在。
今回の手術は、「ピン固定法」という、 骨を細い金属のピンで内部から固定する方法が採用されました。
このピンは病院によっては数ヶ月後に抜くケースもあるそうですが、 今回お世話になった動物病院では、 特に問題がなければ体内に残す方針です。
ただし、ピンがズレたり動いたりすると痛みや炎症の原因になることもあり、 その場合は後から抜く手術が必要になるとのこと。
今のところハルくんは安定していますが、 まだまだ油断はできない日々です。
今回かかった費用と、元気になった現在の様子
今回の一連の治療にかかった費用は、
ケージなどの備品も含めて約45万円ほどになりました。
幸い、動物保険で7割近くが戻ってきたので助かりましたが、
それでもやはり、家計的にはちょっと痛い出費だったな…というのが正直なところです。
でも、そんなことよりも――
元気な姿を見られる今が、何より嬉しいです。
5月現在のハルくんはというと…
すっかり元気になって、末っ子のむぅちゃんに毎日追いかけられる日々を過ごしています(笑)
「もう少しだけ、大人しくしてくれたら…」なんて思いつつ、
元気が戻ってきた証拠だなぁと、ちょっとホッとしていたりもします。

最後に|経験して感じたこと
今回のことで改めて感じたのは、
猫の骨折は本当に突然起こるということ。
そして、そこからの治療には時間も手間もお金もかかるということです。
なにより怪我して入院して怖い手術を受けた本人が本当にかわいそうでした。
人間がちゃんと見ていたらこんなことが起こらなかったのではないかと今でも反省の毎日です。
この記事が、もし同じようにペットの怪我や看病で不安を感じている方の
ちょっとした参考や励ましになれたら嬉しいなと思います。
明日はこどもの日。私には二人の息子と同様に猫のハル君が自慢の息子です♪柏餅どうぞ♪

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