脂質異常・貧血・糖尿病予備軍…健康の現状を整理してみた

健康診断で発覚した問題
2024年の秋、数か月続く息苦しさを感じて内科を受診しました。そこで血液検査をしてもらったところ、血糖値の高さ・貧血・コレステロール異常 が発覚しました。
- 血糖値 → 糖尿病予備軍 として、運動を勧められる
- コレステロール値異常→ 脂質異常症と診断され、スタチンを処方
- 貧血 → 鉄欠乏性貧血で鉄剤を処方
さらに、甲状腺の機能低下の可能性も指摘され、先日 超音波検査を受けました。 検査結果は今月末に出る予定で、まだ不安な気持ちが続いています。

こもりん、大丈夫ニャ?なんか最近、ため息ばっかりついてるニャ。

うん…。健康診断で色々言われちゃって…。血糖値、貧血、コレステロール…。どれも良くないみたい。

ャんと!?それは大変ニャ!このまま放っておくと、もっと悪くなっちゃうニャ!

そうなのよね。でも、いきなり全部変えようとすると続かないし、まずは現状を整理して、できることから始めるしかないかなって。

なるほどニャ。まずは現状を整理して、作戦を立てるニャ!
それぞれの病状について詳しく整理
糖尿病予備軍とは?
糖尿病予備軍(境界型糖尿病)とは、まだ糖尿病ではないけれど、血糖値が高めで、このまま何もしないと糖尿病になってしまう状態のこと
🔹 診断の基準(参考値)
- 空腹時血糖値:100~125 mg/dL(126 mg/dL以上で糖尿病)
- HbA1c:5.7~6.4%(6.5%以上で糖尿病)

私は空腹時血糖値が約131㎎/dl
HbA1cはぎりぎり6.4%でした
🔹 年齢との関連
- 加齢によってインスリンの働きが弱くなり、血糖値が上がりやすくなる
- 60代になると筋肉量が減り、糖の代謝が低下するため、運動不足が血糖値に直結する

筋肉量は関係ありそう。私の体脂肪率40%くらいなんです(汗)
🔹 放置するとどうなる?
- 本格的な糖尿病へ進行し、合併症(腎不全・視力低下・神経障害)を引き起こす可能性がある
- 心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上昇する
- 運動をすること!(ウォーキング・筋トレなど)
- 食事の改善!糖の摂り過ぎに注意!
脂質異常症とは?
脂質異常症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪の値が異常に高く、動脈硬化のリスクが上がる病気のこと。
🔹 診断の基準(参考値)
- LDL(悪玉)コレステロール:140 mg/dL以上(正常値は100未満が望ましい)
- HDL(善玉)コレステロール:40 mg/dL未満(60以上が望ましい)
- 中性脂肪(トリグリセリド):150 mg/dL以上

私の場合はLDL悪玉コレステロールの数値は160mg/dl
善玉コレステロール値は高く83dm/dlなので問題なし。むしろ良い事だそうです。
🔹 年齢との関連
- 女性は閉経後、女性ホルモン(エストロゲン)の減少によってLDLコレステロールが上昇しやすくなる
- 代謝が低下し、脂質の分解が遅くなるため、食生活の影響を受けやすくなる
🔹 放置するとどうなる?
- 動脈硬化が進行し、心筋梗塞・脳梗塞のリスクが高まる
- 脂肪肝や肝機能低下の原因になることもある
- スタチン(脂質異常症治療薬)を処方される
- 食事の改善(卵は週に2個くらいに。揚げ物・脂っこいものを控える)
- 適度な運動で血流を改善する
鉄欠乏症貧血とは
鉄欠乏性貧血とは、体内の鉄分が不足して血液中のヘモグロビンが減り、酸素を十分に運べなくなる状態のこと
🔹 診断の基準(参考値)
PLT(血小板数):通常15万~40万/μL(高値だと慢性的な貧血や他の疾患の可能性)
ヘモグロビン(Hb):女性で12 g/dL未満(軽度)、10 g/dL未満で重度貧血
フェリチン(貯蔵鉄):20 ng/mL未満で鉄欠乏状態
MCH(平均赤血球ヘモグロビン量):26~34 pg(これが低いと鉄欠乏性貧血の可能性)

私はPLTの数値が46.1/μl。MCHが27.4でした。
気になるのがPLTの数字。大腸からの出血を疑って検便をしましたが異常は無し。あとは胃カメラ検査をしたほうがいいと言われた
🔹 年齢との関連
- 加齢により胃腸の吸収力が低下し、鉄分がうまく吸収されにくくなる
- 食事量が減ることで、鉄の摂取量が不足しがちになる
🔹 放置するとどうなる?
- 慢性的な疲労・めまい・息切れが悪化し、生活の質が低下する
- 心臓への負担が増え、心不全のリスクが高まることも
- 鉄剤を処方される(食事で補えない場合)
- 鉄分を多く含む食品(レバー・ほうれん草・赤身肉など)を摂る
- ビタミンCと一緒に摂取すると吸収率UP
- PLTの数値が高いので胃カメラ検査を行ったほうがいいかも
甲状腺機能低下症とは?
甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンの分泌が低下し、新陳代謝が落ちてしまう状態のこと。
🔹 年齢との関連
- 加齢により甲状腺の働きが低下することがある
- 特に女性は、50代以降で甲状腺機能の異常が出やすくなる
🔹 放置するとどうなる?
- 慢性的な疲労・むくみ・体重増加が悪化し、生活の質が低下する
- 重症化すると、うつ症状や心血管系のリスクが上がる

実は私は10代の頃に甲状腺機能亢進症のために手術で甲状腺を切除しています。
その後、20代で再発。このことが年齢と共に影響として表れてきている可能性もあるかもと言われました。
- 甲状腺の超音波検査を実施(結果待ち)
- 必要なら甲状腺ホルモン補充療法を検討
今後の改善に向けて

うーん、こもりん、なんだか問題がいっぱいニャ…!

そうなのよね。でも、一度に全部を変えようとすると続かないし、できることから少しずつ始めていくしかないかなって。
こもりんがやっていくべき行動
✅ 糖尿病予備軍の対策 → 運動の習慣をつける!
✅ 脂質異常症の対策 → 食事の見直し!
✅ 貧血の対策 → 鉄分を意識して摂る!
✅ 甲状腺の検査結果待ち → 今後の方針を決める!
まとめ
遅いよって言われそうだけど今回の健康診断をきっかけに、少しずつ改善に向けて動くことにしました。
一気に全部を変えるのは難しいけど、できることからコツコツ続けていくことが大事!

こもりん、オレも一緒に見守るニャ!

ありがとう、ハルくん!一緒にがんばろう!
📌 次回から、具体的な改善記録を残していく予定です!