飼い猫が骨折!手術から回復までお話 Part2

こんにちは、こもりんです。
※前回の投稿(Part1)では、ハルくんが骨折して手術・入院した経緯について書きました。 もしまだ読んでいない方はこちらからどうぞ:

年末のバタバタの中、骨折した我が家の猫「ハルくん」が無事に手術を終え、12月31日に退院しました。
年越しを一緒に過ごせたことが本当に嬉しくて、まずはホッとひと安心。
でも、本当の大変さはここからでした。
ケージ問題に悩む日々
退院時、獣医さんからは「1ヶ月はケージ内で絶対安静に」との指示。
でもそれを聞いたとき、私は正直焦りました。
うちのハルくんは6kg超えの大型猫。
市販のケージはどれも高さがあって、2段3段と登り降りするタイプばかり。
でも今は骨折中。登ることなんて絶対NGです。
それなら平たいサークル?と思っても、
サイズが小さすぎる or 他の猫と隔離できない構造。
さらに「隔離できる別の部屋」に置けるケージとなると、ぴったりのサイズが本当にない!
部屋も狭いのでケージを置くと人が身動きが取れなくなるんですよね。
思いついたのは「ベッドを使う」という発想
悩んで悩んで、思いついたのが「今あるベッドを使う」こと。
我が家には元々2段ベッドがあり、それをバラしてシングル2台として並べて使っていたのですが、
それをもう一度組み直して、下段をハルくん専用のケージ代わりにすることにしました。
そして私自身は、その横に布団を敷いて、ハルくんのそばで寝ることに。
すぐに様子がわかるし、朝は布団を畳めば人は自由に動けるスペースができる。
夜中の異変にも気づけるから安心です。
ケージのスタイルはこんな感じです(※イラスト付き)
写真が撮れなかったので、当時の様子をイラストにしてみました。
下段ベッドのフレームを利用し、四方をワイヤーネットで囲い、
結束バンドで固定。前面は開閉できるようにして、中にはトイレとペットベッド、爪とぎを設置しました。↓ イラストがこちら

ワイヤーネットの詳細と費用
ケージの枠を固定するためには、結束バンド(インシュロック)を使いました。 百均やホームセンターで購入でき、長さ20〜25cmくらいのもので十分です。
私は黒の結束バンドを約50本ほど用意して、 1枚のワイヤーネットにつき4〜6箇所を目安にしっかり固定しました。 特にコーナー部分や、開閉する扉部分はズレやすいので、補強を忘れずに。
結束バンドは目立たずに留められて、取り外しも簡単なのでおすすめです。
四方はベッドの柱を利用して針金を使ってしっかりと固定すると安心です。
使用商品 | 枚数 | 単価(税込) | 合計 |
---|---|---|---|
カインズ 軽量メッシュパネル(45×60cm) | 16枚 | 598円 | 9,568円 |
📌 ワイヤーネットの内訳(四方のみ、天井なし)
- 長辺(200cm):45cm幅を5枚並べて1面 → ×2面で 10枚
- 短辺(100cm):45cm幅を3枚並べて1面 → ×2面で 6枚
- 合計:16枚
➡️ 高さ60cmの囲いが、4面をぐるっとカバーできました!
💡 上段ベッドがそのまま屋根代わりになるので、天井部分はなしでも猫が上から出ることはありませんでした。
🐾 ひとことアドバイス
うちのハルくんは6kg以上ある大きめの猫なので、しっかりした作りのカインズ製メッシュパネル(598円)を使いましたが、猫ちゃんが軽い子や、おとなしく過ごしてくれる子であれば、100均のワイヤーネットでも代用できると思います。
組み合わせる素材や広さを工夫すれば、もっとお手頃に快適なケージスペースを作ることもできると思いますので、ぜひご自宅の状況に合わせて参考にしてみてくださいね。
エリザベスカラーの工夫
手術後、ハルくんが手術箇所を舐めないように、病院でエリザベスカラーを購入しました。 ただ、そのカラーが大きすぎて、ごはんが食べづらく、寝るのも大変そうで…
そこで、近くのペットショップで布製のやわらかいエリザベスカラーを探して購入しました。 この布製タイプは、柔らかいクッションのような素材で、寝るときも、食事のときもストレスが少なそうに見えました。
結果的に、ハルくんは1ヶ月間この布製カラーで過ごしましたが、 特に嫌がることもなく、とても快適に過ごしてくれていたように思います。
↓ ハルくんが布製エリザベスカラーを着けている様子

次回は、いよいよ最終回。
ケージ生活1ヶ月の様子や、経過観察・抜糸のこと、そして最終的にかかった費用などもまとめてご紹介する予定です。
「同じように猫ちゃんの骨折で不安な日々を過ごしている方」の参考になれば嬉しいです。